東京詰将棋工房とは?


  1. 東京詰将棋工房(とうきょうつめしょうぎこうぼう 略称:詰工房 つめこうぼう)は、東京および近郊の詰将棋ファンの交流の場として、1988年10月から始まりました。
    当初は「ACT II」と称していました(京都地区に同種の詰将棋サークル「ACT」がすでにあったため、名称決定までの間にお借りしていたものです)。その後も、ほぼ毎月1回の会合を開催し、現在は毎回平均20名程度が参加しています。

  2. 東京詰将棋工房は「会合」であって「会」ではありません。つまり「会員」という考え方はなく、よく来る人は単なる「常連」です。ですが、特に深く考えずに「メンバー」と呼んだりしています。会合日程・報告は月刊詰将棋パラダイス誌に掲載しています。

  3. ですから、本当は「東京詰将棋工房の著作物」というような書き方は、厳密にいうまでもなくヘンなんです。法的な問題が絡むとしたら、こじつけですが、代表者のペンネームという程度に考えてもらえればよいかと思います。すでに、東京詰将棋工房の名称で本も書いてしまったしなあ。なお「東京詰将棋工房」という名称は、登録商標でも何でもありません。こんなヘンな名前は、他に利用価値がないでしょう(笑)。

  4. 参加者は、詰将棋を作るひと、詰将棋を解くひと、その他詰将棋が好きなひと様々ですが、将棋が強くなりたいと思ってる人が少ないことが、普通の「将棋の会」との大きな違いですね(笑)。あと、普通は「詰将棋」というと「将棋のルールの上で王様を即詰にするパズル」ですが、ここでは「将棋の駒のようなものと将棋盤のようなものを使って、将棋のようなルールを仮定して、駒を動かす手順が解答になるパズル」と一般的に考えてもらうと良いのかも知れません。

  5. 毎月集まって何をするのか、と聞かれると、実は「よくわからない」と答えざるを得ないのがツライところですね(笑)。自作の詰将棋を持ちよって検討・批評したり、今月の○○○に載っている詰将棋は実は詰まないとか、※※※に載っている詰将棋は難しいとかの情報交換(解答募集懸賞という観点からはズルですが)をしたりしています。

  6. 会合は一応、13時から17時までですが、いつも17時以降になってやって来る常連さんもいます。これは2次会をやる場所が固定化しているのと、逆に遅れて来る人がいることを承知で2次会の場所を選んでいるという、両方が原因です。なお、「酒が飲めないと詰工房に行けない」とか「詰工房ではカラオケを強要される」といった噂もありましたが(思い当たるフシがない、とはいいませんが)、会合参加者には未成年者もいますから、そんな乱暴なことはできません。



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