第15回全国大会のオマケの麻雀大会
7月18日(日)の全国大会が終わったあと、翌日のオプション・メニューがありました。種目(?)は、ゴルフ、麻雀、カラオケです。私はゴルフはやらないので、麻雀大会の報告を書いておきます。詰将棋と関係ありませんけどね(-_-;)。
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- 前日の参加者募集の時は「あと3人で参加を締め切ります」とか聞いた覚えがあるのに、当日になってみれば8人だと(長谷繁蔵さん、吉田彰さん、筒井浩美さん、石黒誠一さん、関半治さん、市島啓樹さん、轟聡さん)。しかも参加者は午前11時に大会会場(コミュニティ嵯峨野)に集合だという。後から考えれば、自分が泊まっているホテルから麻雀店の方が近かったりする。そして予想通りというか、京都駅近くに宿所を取っていた市島さんが20分遅刻。「いや~、電車一本乗り遅れまして・・・」。JR嵯峨野線は1時間に2~3本です。
- 待ち合わせ場所で市島さんを待つ間、石黒さん(詰将棋パラダイス誌の短期大学コーナーの担当者)が「短大に作品下さい~、いま3作しかないんです~」という。彼は昨日から、うわ言のようにこの言葉を繰り返していた。
- タクシー乗合で着いた、西大路五条の麻雀店「五番街」は、一見して麻雀店とは分からない雰囲気の店構え。知らないと、中華料理屋とかと勘違いしそうです。
- 12時あたりからゲームスタート。ルールは主催者決定で「完先のピンヅモなし」です。ここで筒井さんと石黒さんが「クイタンなしの麻雀なんてやったことない」と異議申立てをしますが、却下。
- 1回戦は、石黒、筒井、長谷、金子の卓。長谷さんが「悪魔の席」に座りますが、この時点ではまだ誰もその事を知る由もありません。私は普段「三国一配牌の悪い男」と呼ばれ、配牌で必ずといっていい程に字牌を4種以上持っていることで名を馳せていますが、今日は翻牌の対子が良く入ってアガリ回数を稼いでトップ。長谷さんがノーホーラのラス。石黒さんは、「作品をくれたら振り込んであげる」とまでいう。
- 2回戦は、吉田、筒井、関、金子。関さんが「悪魔の席」。筒井さんが一人走って苦しい展開ながらも、途中で苦し紛れに仕掛けたバカ混一に、リーチの筒井さんのアンカンでカンドラが乗り、ハイテイでツモってハネマンに。トップと僅差だったが、時間切れ間際にトップの筒井さんに打ち込んで、2着。
- 3回戦は、轟、長谷、吉田、金子。悪魔の席とは別の卓。ドラに恵まれた手をいくつかモノにして、混一対々・西・ドラ3のツモアガリも含めて上位争い。オーラスは親の轟さんと400点の僅差でしたが、長谷さんの1000・2000ツモがピッタリで、恵まれの他力トップ。他方の卓では、市島さんが四暗刻をツモって上位に出てきた。
- 4回戦が最終戦。総合得点上位者の卓は轟、筒井、関、金子。4位と5位は7万点近く離れていて、典型的な偏り状態。東2局で「悪魔の席」の市島さんが親リーを即ツモって、厄払いかと思いきや、南場に入って親の筒井さんが6000オールツモなどでリードし、2着目の私とは24000強の差。市島さんは東場の影も薄く、瀕死状態。私はドラ3のハネマン手を、デバサイを狙わずに市島さんからアガり、市島さんは箱下へ。次局もドラ3のカン2筒を3順目リーチ、ツモって市島さん親カブリ。更に私の親リーチノミ手に市島さんが飛び込み、裏2枚とテンパネで親マンとなり、大勢は決した(少なくとも市島さんの(~_~;))。オーラスは、轟さんの親国士テンパイ、市島さんも(焼け石に水ながら)メンホン・ドラドラウラウラをリーチに行くが、リーチ宣言が私のタンヤオノミに突き刺さった。
- 麻雀大会で優勝したのは、久しぶりだなあ。当分詰将棋界最強を名乗ることになるだろう(少なくとも、「名乗ってもあながちウソとは言い切れない何人かのうちの一人」に数えることはできるだろう)。
- ちなみに、「悪魔の席」は4度ともラスで、うち3回はハコラス。得点合計はマイナス16万点にもなる。恐ろしい。五番街さん、ちゃんとお払いしておいてね~。
- 16時。終了後は、参加者の何人かは続編のカラオケへ。私は筒井さん、市島さんと京都駅で別れた。別れて10分くらいたってから、地下街のトイレで市島さんに会った・・・。
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